SDGs「No one left behind(誰一人取り残さない)」

国連が2030年の実現を目指している「持続可能な開発目標(SDGs)」の基本理念は「No one left behind(誰一人取り残さない)」ということ。そのためにSDGsは、最も困難な状態に置かれている人々を優先していくことを掲げています。それはすべての人々にとってよりよい、より持続可能な未来を築くことにつながります。

人は、いつ、事故や病気で意思疎通のできない身体になるかもしれません。
身体の自由がきかない長い老年期を多くの人が生きる時代は、もう始まっています。

森さんは一度失った言葉を、懸命の努力で言葉を再び獲得して、私たちに問いかけています。
「僕の姿は明日のあなたかもしれないよ」と。
「これでいいの?」と。
どんなに不自由な身体になっても、その中で心は生き続けるのです。

誰一人取り残さない社会にするために、森さんの言葉を受け止めてください。
それは、将来、あなた自身が取り残されない社会を作ることにもなるのではないでしょうか。